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Hokuriku.NET vol.12 に、行ってきました。

梅雨もようやく明けた8月、暑さもクライマックスな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

筆者は先日、8/3に福井駅前AOSSAにて開催されました北陸の.NET系技術者の勉強会「Hokuriku.NET vol.12」に行ってまいりました。

駅の反対側ではイベント(ぺんたワイワイ夏祭り)が賑やかに開催されていましたが、なんのこちらもバリエーション豊かな講師陣とリスナ陣。フラットデザインの解説からEntity Frameworkの実践的解説まで、様々なセッションが行われました。

Session 1
「Android Binding Before/After」 大場 知悟 氏

LT
「ASP.NET SignalRのススメ」 @miso_soup3 氏

(昼食)

Session 2
「OSのフラットデザインを考えてみる」 春日井 良隆 氏

Session 3
「知らないでも済まされる!? 今そこにない危機!?ある危機!?
~誰のためのセキュリティ対策?~」 辻 伸弘 氏


Session 4
「WebMatrix 3で、Webプログラミングへのスピード入門」 小高 知也 氏

Session 5
「WindowsストアアプリをC++/CXで作る」 遥佐保 氏

Session 6
「ADO.NET Entity Framework Deep Dive」 福井 厚 氏

それでは、簡単に一言ずつですが各セッションの感想を付記します。

「Android Binding Before/After」 大場 知悟 氏

Andriodの開発で、WPFのMVVMパターンが使えますよ!というお話。これを使えばアプリ開発の敷居もぐっと低くなるかもしれませんね。
(発表スライド
http://www.slideshare.net/tworks/androidbinding-hokunet )


「ASP.NET SignalRのススメ」 @miso_soup3 氏

SignalRという技術の紹介。
手元のブラウザで表示しているサイトが一斉にリアルタイムで動くため、プレゼンテーションの表現が広がります。
また、スライドが見えにくい…というリスナへの対策にもなりますね。


「OSのフラットデザインを考えてみる」 春日井 良隆 氏

フラットデザインが出てきた背景や、デザインの特徴などについてお話いただけました。
デジタルデバイスへのアプローチが「座って長時間デスクトップに向かう」から「立ったり寝転がったりでちょっと使ってすぐ終了」と移ってきたということが大きな要因になっている、というのは思わず納得しました。
単純に「リッチなデザイン(グラデーションがあったりてかてかしてたり)に飽きた」というのもあるようですが(笑)。
(発表スライド
 http://www.slideshare.net/ykasugai/os-hokurikunet12


「知らないでも済まされる!? 今そこにない危機!?ある危機!?
~誰のためのセキュリティ対策?~」 辻 伸弘 氏

セキュリティに関して、パスワードの定期更新の是非や匿名化技術、とあるハクティビスト(ハッカー(hacker)+活動家(activist))との交流(?)などのお話。
ハクティビストのお話はこちらの連載記事などにもありますので、会場に来られなかった方も是非。
(@IT連載【辻伸弘 as セキュリティ・ダークナイト】http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/index/index_dknight.html


「WebMatrix 3で、Webプログラミングへのスピード入門」 小高 知也 氏

弊社のHPも現在WebMatrixで編集しておりますが、それよりももっと実践的/実戦的な入門解説でした。(筆者は正直Dreamweaverの代わりみたいな使い方しかしてません。。。)
使える幅も広いですし、なんといっても無償!ですし、WebMatrix、これは使わないと損!ですよ!
(発表スライド
 http://www.slideshare.net/kodapon/webmatrix3web20130803


「WindowsストアアプリをC++/CXで作る」 遥佐保 氏

なんと、今回2人目の女性プレゼンター!(1人目は@miso_soupさん…というか女性参加者でプレゼンしてないの筆者だけじゃん!という事態に気付き、なぜか勝手にあたふたしてました)
タイトルにもあるとおり、なんとC++です(正しく言うとC++/CXは、C++をWindowsストアアプリに適用できるよう拡張したもの)。筆者もC#に慣れすぎてC++を使わなくなったこと久しいのですが、遥氏によると逆に「.NETはリッチすぎる!」とのこと。
セッションではC++/CXの使い方や簡単な文法解説、C++との差異など、全編に渡ってC++/CXへの愛が溢れていました(詳しくは遥氏のブログレポートをご参照ください)。


「ADO.NET Entity Framework Deep Dive」 福井 厚 氏

EntityFrameworkとは何か、から始まったEntityFramework解説。後半はハンズオンも加わり、会場から感嘆の言葉が飛び交っていました。
あまりEntityFrameworkの経験者がいなかったためか、「Deep DiveをShallow Diveに変えますね」とおっしゃっておりましたが、いやはや十分Deepでした。
(発表スライド
 http://www.slideshare.net/afukui/entity-framework-deep-dive-afukui

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