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新入社員Sの研修の報告(2016年度5月)

お久しぶりです。新入社員のSです。
6月に入り少しずつ暑くなってきましたね。
今回は5月の研修内容についての報告を行っていきたいと思います。

5月の研修では主に以下のことを行いました。
  • 言語研修(C++)
  • OJT(修正・テスト)
ではそれぞれの内容を報告します。

言語研修(C++)

言語研修は4月の終わりからC++の範囲に入りました。
C++とCの大きな違いとして、クラスを用いてオブジェクト指向を実現している点があります。
私はオブジェクト指向について具体的には理解していなかったのでとても苦労しました。

研修では4月に紹介した書籍の11章から20章までの範囲を扱いました。
最初にサンプルコードの打ち込みを行いましたが、1つのコードでもクラスのヘッダやメンバ関数の実現部分などがあり、Cの範囲のサンプルコードよりも打ち込みに時間がかかってしまいました。

サンプルコードの打ち込みが終わると各章の演習問題を行いました。
演習問題をとおして継承や仮想関数などについて学びながら、オブジェクト指向について理解を深めていきました。
やはりCの範囲と同じようにはいかず、問題を解くのに時間がかかり、修正すべき点も多くなってしまいました。
またCの範囲の内容でもミスをしてしまい、理解するだけでなく実際に利用するときにどう処理されるか意識できるようにならないといけないと思いました。

最後にC++のまとめ課題として集合を扱うクラスの作成を行いました。
はじめは単純にint型の集合を扱うクラスでしたが、課題が進むにつれてイテレータパターンを実装したり、テンプレートクラスやvoidポインタを利用してさまざまな型の集合を扱えるようにしたりしました。
6月にはこのクラスを利用して社員名簿プログラムの作成を行う予定です。


OJT(修正・テスト)

5月末から6月の頭までOJTとして課長の指導の下あるシステムの修正を行いました。
はじめに作業をするうえでで大切なことをいくつか教えていただきました。
特に重要だと感じたことは
  • システムの扱う情報や流れについてを確認すること。
  • 作業で扱う部分を把握すること。
  • 修正作業では修正点を元に戻せないといけないので、バージョン管理システムを利用している。
ということです。

修正を行う前にシステムの操作の流れや機能を確認するために取扱説明書のチュートリアルにしたがって、実際にシステムを操作しました。
最初の修正作業ではUIの修正方法や気をつける点を課長から教えていただき、画面デザインの修正を行いました。
修正作業の後は修正箇所のテストを行い、エビデンスとして修正した画面の画像を取りました。
次の修正作業は私にはまだ難しかったので課長に修正していただき、修正点のテストを行いました。

今回のOJTを通して実際の作業の流れや報告の仕方などを知ることができました。


まとめ

5月の研修はC++や画面修正など、今まで知らなかった新しい内容ばかりで苦労しました。
今後さらに新しいこと、難しいことを教えていただくのでしっかり復習して成長していきたいです。
また5月からは研修とは別に電話の応対などの新入社員の業務も本格的に入ってきました。こちらもまだまだ慣れないので、日々精進していこうと思います。

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